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【安芸高田市】恫喝問題の裁判の結果は?時系列でわかりやすく解説

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石丸伸二市長が就任してからなにかと話題の安芸高田市ですが、特に大きな出来事の1つが恫喝問題です。

「安芸高田市の恫喝問題って何があったの?」
「恫喝問題の裁判の結果は?」
「恫喝の音声データの証拠はどうなった」

など、ネットやSNS上では安芸高田市の問題について強く関心が寄せられています。

当記事では安芸高田市の恫喝裁判の結果や、何があったのかを時系列でまとめて紹介していきます。

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【安芸高田市】恫喝の裁判の結果は?現在はどうなってる?

安芸高田市の恫喝の裁判の結果ですが2023年9月現在では決着はついていないようです。

2021年6月9日、安芸高田市の山根温子議員が名誉毀損を受けたとして、広島地裁に500万円の賠償を求める訴えを起こした恫喝問題。

石丸市長と山根議員の意見が食い違い話が進まず、現在はお互いに弁護士を立てて裁判を進めています。

石丸市長いわく山根議員の発言は二転三転して、まったく決着が着く様子がないようです。

通常の民事裁判では半年〜1年ほどの期間で終了しますが、安芸高田市の恫喝問題の裁判は2年ほど経過している状態ですね。

安芸高田市の恫喝って何があった?時系列でわかりやすく紹介

そもそも安芸高田市の恫喝問題は何があったのか、時系列で情報を整理していきます。

現在、判明している恫喝問題の時系列は以下のとおりです。

日付出来事
2020年9月25日恫喝問題の最初のきっかけとなった石丸市長による居眠りについてのSNS投稿
2020年9月30日SNS投稿について全員協議会が開催され、石丸市長は自身が恫喝されたとSNSに投稿
2020年10月10日再び全員協議会を開催しメディアの前で恫喝問題について山根議員に名指しで言及する
2020年10月30日議会は恫喝がなかった書面で回答するも、石丸市長は国語のテストだったら0点と発言
2020年11月8日SNSにて石丸市長は恫喝をしたのが山根議員だと正式に明言
2021年3月3日石丸市長が恫喝があったとされる全員協議会の編集していない音声データの開示を要求するも山根議員に拒否される
2021年3月29日山根議員が全員協議会の音声データを公開するも、公開されたデータは一部のみ
2021年6月9日山根議員が名誉を傷つけられたとして石丸市長を提訴
2021年7月16日第一回口頭弁論が開かれる

時系列の出来事をわかりやすく解説していきます。

安芸高田市の恫喝問題が発生

2020年9月25日:恫喝問題の最初のきっかけとなったSNS投稿

恫喝問題の始まりは、2020年9月25日に開催された議会の一般質問の場で、ある議員が30分以上に居眠りをしたいたことを、石丸市長がSNS投稿したことです。

このSNSの投稿はネットニュースやテレビでも取り上げられて大きな話題となりました。

安芸高田市や石丸市長の知名度が爆発的に高まったのも、この居眠りに関する投稿がきっかけですね。

2020年9月30日:全員協議会で石丸市長が恫喝された疑惑

2020年9月25日の居眠り問題について、安芸高田市の議員は全員協議会を開催し、石丸市長と話し合いの場を設けました。

そこで問題となった議員から石丸市長へ恫喝したという疑惑が生まれました。

議員が石丸市長への恫喝の内容は「議会の批判をするな」「選挙前に騒ぐな」「敵に回すなら政策に反対するぞ」「夜道には気をつけろよ」といったものです。

安芸高田市で政策を進めるには、議会16人のうち過半数の承認が必要となります。

ですが、石丸市長と対立している清志会の議員8名が反対すると、政策を進めることができなくなってしまいます。

2020年10月10日:再び全員協議会を開催し山根議員を名指し

2020年9月の全員協議会、またその後の石丸市長のSNSの投稿を受けて、2020年10月10日に再び全員協議会を開催することとなりました。

前回は、メディアや観客のいない非公開な場でしたが、今回はカメラが入ったことで第三者も視聴できました。

そこで石丸市長はメディアの場で、恫喝問題について山根温子議員に発言の「理由」「狙い」「意図」「目的」を答えるように言及。

この全員協議会がメディアに発信されたことで、恫喝した議員の1人が山根議員であることが事実上判明しました。

なお石丸市長に指摘された山根議員は、恫喝の事実を否定。

名指しで指定されたのは「女性だから叩きやすいと思われたのか」と、自身には一切非がないと主張しています。

議会は恫喝はなかったと主張

2020年10月30日:議会は恫喝がなかったと回答するも0点と言われる

2020年10月30日、全員協議会の内容を踏まえて、議会は書類として恫喝問題についての見解を回答しました。

議会が提出した内容は「恫喝はなかった」というもの。

しかしこの回答に対して石丸市長は翌2020年10月31日にSNSで「国語のテストなら0点です」とコメントしています。

2020年11月8日:石丸市長は恫喝をしたのが山根議員と明言

2020年11月8日の石丸市長のSNS投稿で「議会を敵に回すと政策が通らない」という発言をしたのは山根議員だと明言。

また山根議員との直接メッセージのやりとりも公開されています。

この11月8日は安芸高田市の市議会議員の選挙の告示日でした。

全員協議会の音声データの開示

2021年3月3日:石丸市長が編集していない音声データの開示を要求

2021年3月3日、石丸市長はSNSで山根議員に全員協議会での音声データを編集していない状態で開示するよう要求していると投稿。

また山根議員は身近な人には都合のよい部分の音声データを聞かせて「恫喝はなかった」と言っているようです。

恫喝を本当にしていないと主張するのであれば、元データを開示すれば済む話ですが、山根議員は文句を言われるからと開示を拒否しています。

2021年3月29日:山根議員が音声データを公開

2021年3月29日、山根議員は自身のホームページで『恫喝問題に関する音声記録の公表について』というタイトルで音声データを公開しました。

山根議員の音声データによって身の潔白を証明したと主張しています。

ですが、公開された音声データは全員協議会のすべてではなく一部分のみ。

この一部分のみの公開について、石丸市長はSNSで恫喝がないことを証明するには、全体の記録が必要であると反論しています。

恫喝問題の決着がつかず裁判へ

2021年6月9日:山根議員が石丸市長を提訴

2021年6月9日、山根議員は嘘の情報を流して名誉を傷つけられたとして、石丸市長に対して500万円の損害賠償を求めて広島地裁に提訴しました。

記者会見で山根議員は「恫喝はなかった」とあらためて主張しています。

なお山根議員は石丸市長ではなく、石丸伸二個人に対して提訴している様子。

2021年7月16日:第一回口頭弁論

2021年7月16日に恫喝問題において第一回目の口頭弁論が行われました。

山根議員は「多くの支持者を失った。きちんと被害回復をしてもらいたい」と訴えています。

石丸市長は山根議員の訴えに対して「恫喝は事実」と請求の棄却を求めています。

「【安芸高田市】恫喝裁判の結果を時系列で紹介!音声の証拠は?」まとめ

当記事では、安芸高田市で起こっている石丸伸二市長へ山根温子議員が恫喝をした問題について時系列でわかりやすく解説しました。

あらためて恫喝問題の時系列は以下のとおりです。

日付出来事
2020年9月25日恫喝問題の最初のきっかけとなった石丸市長による居眠りについてのSNS投稿
2020年9月30日SNS投稿について全員協議会が開催され、石丸市長は自身が恫喝されたとSNSに投稿
2020年10月10日再び全員協議会を開催しメディアの前で恫喝問題について山根議員に名指しで言及する
2020年10月30日議会は恫喝がなかった書面で回答するも、石丸市長は国語のテストだったら0点と発言
2020年11月8日SNSにて石丸市長は恫喝をしたのが山根議員だと正式に明言
2021年3月3日石丸市長が恫喝があったとされる全員協議会の編集していない音声データの開示を要求するも山根議員に拒否される
2021年3月29日山根議員が全員協議会の音声データを公開するも、公開されたデータは一部のみ
2021年6月9日山根議員が名誉を傷つけられたとして石丸市長を提訴
2021年7月16日第一回口頭弁論が開かれる

2023年現在、第一回口頭弁論以降の情報は出ておらず、現在どうなっているかは不明です。

安芸高田市民にとっては恫喝問題があったかどうかは大きな問題ではなく、正しく市政を行ってほしいものですよね。

今後の動向も引き続き追っていこうと思います。