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映画『バービー』ラストの婦人科の意味を考察!バーバラハンドラーは実在する?

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2023年8月11日から日本でも公開となった映画『バービー』

「バービーの映画よかったけどラストシーンの意味は?」「なぜバービーは婦人科に行ったの?」と、最後のシーンに疑問を感じた人も多いのはないでしょうか。

そこで当記事では映画『バービー』のラストシーンの婦人科の意味を考察してみました。

映画『バービー』ラストシーンの婦人科の意味を考察

映画『バービー』の中で、主人公のバービーは人間世界のことを知って、バービーランドでは生きていけなくなってしまいました。

そしてバービーの創業者であるルースハンドラーに手を引かれ、現実世界へと旅立っていきます。

ラストシーンでは、バービーはピンクの服ではなく落ち着いた色のコートを着て、でも足元には大好きなピンクの靴を履いてビルの中に入っていきます。

そして受付の人に「婦人科の診察を受けたい」と伝えて、映画は幕を閉じます。

ラストになぜ婦人科に行ったのか意味を考察していきます。

バービーが人形から人間になったという意味

バービーは人間の姿をしていましたが、映画の作中ではずっと人形でした。

なので生殖器はついておらず「つるぺた」と表現されていました(字幕で見たので、吹き替えでどんなふうに言っていたかは確認していません)

ですが、バービーが婦人科を診察するということは、バービーランドから現実世界に旅立ったことで、完全に人間になったことが示唆されています。

この人間になったということをわかりやすく表現するために、バービーは婦人科に行ったという意味と考察できます。

バービーも普通の女の子になったという意味

婦人科に通うということは、ごく普通の女の子になったという意味も表していると考察します。

バービー人形は女の子の憧れを体現してできた人形のため、人間でありながら人間ではない女性を表現されて作られています。

ですが、バービーが人間世界に来たことで、ごく普通の人間になり、普通の女の子が持つ悩みや苦労をするようになったという意味にもとれますね。

バービーが妊娠したわけではない

バービーが婦人科に来たことで「バービーもしかして妊娠した?」と一瞬思ってしまうかもしれません。

ですが、映画『バービー』の中で性的な表現や恋愛は一切ありませんでしたし、相手となるような人物も出てきていません。

ケンも「そういうことじゃない」と拒否されていました。

なので婦人科に行ったからといって、バービーが妊娠したわけではないと考察できます。

バービーが名乗った「バーバラ・ハンドラー」は実在する?

バービーはラストシーンの婦人科で「バーバラ・ハンドラー」という名前を名乗りました。

このバーバラ・ハンドラーは実在する人物です。

バーバラハンドラーの顔写真はこちら。

バーバラ・ハンドラーとは、映画の作中に登場したルース・ハンドラーの実の娘で、バービー人形制作のきっかけとなった人物です。

「バービー」という名前はもバーバラが幼少期に呼ばれていたニックネームの1つで「バブシー」「ボビー」「バービー」などいろんな名前で呼ばれていたようですね。(普段はバーバラ呼び)

バービー人形はルース・ハンドラーの娘のような存在だと思うので、実の娘である「バーバラ・ハンドラー」を名乗るのも納得のことだと思います。

バービー人形の創業者ルース・ハンドラーとは

映画『バービー』の中で登場した、バービー人形の創業者ルース・ハンドラーについて紹介していきます。

ルース・ハンドラーの本名は『ルース・マリアンヌ・ハンドラー』で、1916年11月4日生まれのアメリカの実業家です。

ルース・ハンドラーは2002年4月27日にこの世を去っています。

元々、バービー人形を開発したマテル社はルース・ハンドラーの旦那であるエリオット・ハンドラーが社長を務めていました。

ルース・ハンドラーを中心に開発されたバービー人形は世界中で大ヒットし、後にルース・ハンドラーが社長を後任しています。

映画『バービー』の中でも話していましたが、ルース・ハンドラーは乳がんと診断され長い闘病生活を過ごしていました。

他にも不正な財務報告の作成に関する調査もあってマテル社長を辞任するなど、バービー人形での成功の裏にたくさんの苦労もしています。

ですが、映画『バービー』の中ではそんな苦労も笑って話していましたし、なにより自分らしく生きることを大切なことを伝えてくれました。

「映画『バービー』ラストの婦人科の意味を考察!バーバラハンドラーは実在する?」まとめ

この記事では映画『バービー』のラストシーンでバービーが婦人科に行った意味を考察していきました。

当記事でまとめた内容はこちら

  • バービーが婦人科に行ったのは人形から人間になったことを表現するため
  • バービーは完璧な女性ではなく、普通の女性になった
  • バービーは決して妊娠して婦人科に行ったわけではない
  • バービーの名乗った「バーバラ・ハンドラー」は実在する
  • ルース・ハンドラーはバービー人形での成功の裏にたくさんの苦労をしている

映画『バービー』はただのコメディ映画ではなく、たくさんのメッセージのつまった内容でした。

バービーの映画をきっかけに自分らしさを見つめなおしてみたいですね。