映画・ドラマ PR

SEE HEAR LOVEの結末とあらすじネタバレ!原作は実話?漫画や小説版との違いも

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

Amazonプライムビデオで配信される山下智久(山P)主演の映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』

「SEE HEAR LOVEの結末のネタバレを知りたい」「あらすじや原作との違いは?」「実話を基にしているって本当?」と気になるところです。

当記事ではSEE HEAR LOVEの結末やあらすじのネタバレや、また実際に映画を見た感想や評価について紹介していきます。

SEE HEAR LOVEのあらすじと結末をネタバレ

Amazonプライムビデオの映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のあらすじと結末を紹介していきます。

ネタバレありですのでご注意ください。

SEE HEAR LOVEのあらすじネタバレ

泉本真治(山下智久)は、アシスタントの中村沙織(山本舞香)と共に漫画家として活動しており、自宅で祖母の多恵(夏木マリ)と同居して暮らしていた。

ある日、自身の漫画作品「ONLY FOR YOU」が映画化されることが決定し大いに喜んでいたが、真治は突如として病に侵され視力を失なってしまう。

軌道に乗ってきた連載漫画も休載し、一緒に暮らしていた祖母の面倒も見れず、生活もままならない状態に絶望した真治は、ベランダから飛び降りようとしていた。

そんな時に偶然、真治の漫画のファンで、生まれつき聴覚障害を持つ相田響(新木優子)が家に訪れ、飛び降りようとする真治を引き止める。

こうして出会った「目の見えない真治」と「耳の聞こえない響」2人の不思議な共同生活が始まった。

SEE HEAR LOVEの結末ネタバレ

泉本真治(山下智久)は突然現れ、世話を焼いてくれる相田響(新木優子)に戸惑い反発するが、少しずつ関係を深めていき、やがて2人は結婚を誓い合う仲に。

だがこの幸せは長くは続かなかった。真治の病気が悪化して余命わずかとなってしまったからだ。

真治は自分が死んでしまうことを響に告げることはできず、手紙を残して響のもとを去ってしまう。

だが響は諦めずに真治を探そうと奔走する。途中、タクシーの中で真治が連載していた漫画を見るとラストのシーンが更新されていた。

その漫画は真治が残された時間の中で完成させたもので、そこには響への愛から生まれる言葉の数々が描かれていた。

一方、真治は1人きりで最期の時を迎えようと歩いていた。聞こえてくるのは、ピアノ曲「トロイメライ」の音色と、響からの「あいしてる」というメッセージ。

耳が聞こえず喋れない響が真治のための作ったビデオメッセージが、社長の植村の計らいで街頭メディアで放送されていた。

響は漫画に描かれていたシーンを思い出し、真治との思い出のベンチに向かう。

ベンチには真治の姿があったが、すでに意識を失っている。響は悲しみに暮れながらもなんとか助けようとするも目を覚まさない……

時は経ち……

海外からの飛行機で帰国する真治。海外で手術を受け、真治の病気や視力は回復していた。

空港で出迎えているのは真治の友人、祖母。そして「おかえり」と言って目に涙を浮かべる響。

「俺にも聞かせてよ。響のトロイメライ」真治は初めて響の姿を見ることができた。

以上が、『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のあらすじと結末です。

>>『SEE HEAR LOVE』を視聴する【30日間無料!】

SEE HEAR LOVEは実話?モデルはいる?

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は実話ではありません。また実話を基にしたフィクション作品ということもありません。

ただし、SEE HEAR LOVEは実話ではありませんが、登場人物には実在するモデルがいることが判明しています。

ヒロイン相田響のモデルは作者の恋人

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のヒロインである相田響は、原作漫画の作者NASTY CATさんの恋人がモデルと言われています。

原作者の恋人が聴覚障害者であるかは不明なので、モデルといってもどこまで忠実に再現しているかは不明です。

相田響の見た目や明るい性格だけをモデルにしているのかもしれませんね。

菅原哲也のモデルは韓国の俳優

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』に登場する菅原哲也は、実在する韓国の俳優マ・ドンソクさんがモデルです。

韓国の原作漫画では菅原哲也の名前は「ドンソク」であり、モデルの韓国俳優と同じ名前です。

>>『SEE HEAR LOVE』を視聴する【30日間無料!】

SEE HEAR LOVEの原作との違いは

山下智久さん主演の映画『SEE HEAR LOVE』はピッコマで連載されている漫画『見えなくても聞こえなくても愛してる』が原作の作品です。

作者はNASTY CATさんという韓国出身の漫画家です。

ここからは映画版と原作漫画との違いをまとめていきます。

登場人物の名前と設定が違う

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は映画の登場人物の名前と設定が少し違います。

泉本真治(山下智久)原作の名前は「泉本群司」
相田響(新木優子)原作の名前は「相田響歌」
植村大輔(高杉真宙)原作の名前は「上村大輔」
中村沙織(山本舞香)
遠山恵(山口紗弥加)
菅原哲也(深水元基)原作の名前は「堂島」職業はタクシー運転手ではなく救急隊員。
多恵(夏木マリ)原作では群司の母親で、認知症を患っている
平山省吾(菅原大吉)原作では名前の無い担当編集者。

ピアノの曲「トロイメライ」は登場しない

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の原作では、相田響歌(相田響)がピアノを練習し、最期に演奏するシーンはありますが、曲名はありません。

映画版では泉本真治の描く漫画の中で「トロイメライ」が登場し、その曲を相田響が練習し、最期に披露することになります。

母の認知症の設定はない

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の原作では、主人公の泉本群司(泉本真治)の母親が認知症を患っている設定があります。

認知症の母親に認めてもらいたいと、相田響歌(相田響)が打ち解けるよう努力する姿が描かれているのですが、映画版ではまた違った脚本になります。

ただ映画版でも原作でも共通しているのが、泉本群司(泉本真治)が視力を失って親子関係が壊れてかけてしまいますが、相田響歌(相田響)との関わりを通じて再構築されていくことです。

漫画の担当編集との対立はない

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の原作では、担当編集に漫画のストーリーを変更する命令を受けることはありません。

映画版では泉本真治が祖母の介護や、自身の結婚式の費用のために、一度はストーリーを変更しようと葛藤するシーンがあり、ストーリーの大きな転換となっています。

SEE HEAR LOVEの小説版との違いは

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は映画の配信に合わせて小説版も発売されます。

SEE HEAR LOVEは映画を元にした小説なので、ストーリーや結末に大きな違いはありません。

ですが、小説版では映画では描くことが難しい、登場人物たちの心情を文章から深く理解することができます。

山下智久さん、新木優子さん2人が演じる真治と響がどういった想いで行動したのかを知るためにも、ぜひ小説版も読んでみてください。

SEE HEAR LOVEの作品情報

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の作品情報を紹介していきます。

>>SEE HEAR LOVEの公式サイトはこちら

監督はイ・ジェハン

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の監督を務めるのはイ・ジェハンさんです。

イ・ジェハンさんは韓国出身の脚本家・映画監督で現在は52歳です。

代表作には『私の頭の中の消しゴム』『サヨナライツカ』などの恋愛作品が中心で、数多くの感動作品を世に送り出してきました。

キャスト一覧

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は主演に山下智久さん、ヒロイン役に新木優子さんが抜擢されています。

キャスト一覧はこちら。

泉本真治 役山下智久
相田響 役新木優子
植村大輔 役高杉真宙
中村沙織 役山本舞香
遠山恵 役山口紗弥加
菅原哲也 役深水元基
多恵 役夏木マリ
平山省吾 役菅原大吉

主題歌は山下智久『I See You』

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』の主題歌は主演を務める山下智久の楽曲『I See You』です。

山下智久さん自身が主題歌について語っている動画はこちら。

SEE HEAR LOVEを観た率直な感想

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』を公開初日に見てみましたが「つまらない」「脚本が微妙」「キャラクターの掘り下げが浅い」というのが正直な感想でした。

とくにSEE HEAR LOVEの漫画の原作を読んで涙を流すほど感動した身からすると、映画の仕上がりには残念でなりません。

SEE HEAR LOVEの映画が2時間という限られた時間の中で、原作のストーリーを詰め込むと展開が早くなってしまうのは仕方ないのですが、それにしても急展開ですし、ラストシーンも「なんでこうなるの…?」という感じです。

せっかく主演に山下智久さんや、ヒロインに新木優子さんを迎えているのにもったいないと思えました。

『私の頭の中の消しゴム』で有名なイ・ジェハンさんが監督をすることへの期待値もあって、余計にがっかりとした感想を持ってしまいましたね…

SEE HEAR LOVEがつまらないと言われる理由

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』がつまらないと言われてしまう理由を3つまとめました。

ストーリーの展開が早くて感情移入しにくい

SEE HEAR LOVEは全体的にストーリーの展開が早く、感情移入する前に展開が変わってしまう点がつまらないと思いました。

山下智久さん演じる泉本真治が病気で視力を失ってしまった深い悲しみや絶望感を描くシーン、突然訪れた相田響(新木優子)と関係を築いていくシーンなどがあっさり終わってしまた印象です。

またラストシーンでも雪が降る中で必死に真治を助けようとする響のシーンのあと、いきなり海外で手術を終えて帰ってくるシーンとなって急展開のラストになってしまいました。

登場人物の掘り下げが少ない

SEE HEAR LOVEがつまらないと思ってしまう理由に、登場人物の掘り下げが浅いという点があります。

アシスタントの中村沙織がなぜ真治に想いを寄せていたのか、社長の植村大輔が響に片想いする理由などが掘り下げられていなかったです。

漫画の原作では沙織と植村は自分の恋を実らせるために協力して、真治と響の仲を引き裂こうとして、それでも最期は2人の恋を認めざるを得ないという状況になります。

失恋する沙織と植村も魅力的な登場人物なだけに少しもったいないと思います。

ツッコミどころが多い

SEE HEAR LOVEを見ていると「これってどうなの?」と思わずツッコミを入れてしまうようなシーンがところどころにあります。

  • 目の見えない状態でアクション映画の勢い窓ガラスを突き破る主人公
  • 響がネットで住所を特定して家を直撃訪問する
  • 暴れているのに突如として眠り出す響
  • 急に良い人になる祖母の多恵
  • ものすごく適当に命に関わる病状を伝える医者

など、ツッコミどころがあまりに多く、つまらないと思ってしまいました。

SEE HEAR LOVEが良かったポイント

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』を見てよかったポイントについても紹介していきます。

山Pがイケメンだった

山Pこと主演の山下智久さんはやはりイケメンだなと感じる映画でした。

久しぶりの映画主演ということで注目度が上がっていましたが、やはり安定のイケメン具合で、惚れ惚れしてしまいます。

また目の見えない主人公も違和感なく演じていたように感じます。

山下智久さんが少しでも好きという方はSEE HEAR LOVEは必ず見るべきですね。

概ね原作通りで感動できる

2時間の映画に収まるように多少内容をすっきりさせた部分はありますが、極端にストーリーを変更することはありませんでした。

原作の漫画も非常に感動するストーリーなので、それを大きく変えてしまっては原作ファンから反感を買ってしまいますが、そういったことはなかったですね。

目の見えない主人公と、耳の聞こえないヒロイン、2人が互いを思いやる気持ちを感じることができて感動的な映画でした。

SEE HEAR LOVEのネットの感想や口コミは?

『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』視聴した人のネットやTwitterの感想や口コミを集めてみました。

さっそく映画を見たファンの人は「感動した」「泣いた」という声が多いですね。

映画のストーリーや構成、登場人物などに少し違和感を持つ人もいますが、それでも多くの人を感動させる映画ですね。