パクウォンシクさんは『ブレイキングダウン8』で飯田将成と対戦する韓国人選手です。
「パクウォンシクって何者なの?戦績は?」「HEATの4代目チャンピオンの強さは?」と気になるところですね。
当記事ではパクウォンシクさんのプロフィールや飯田将成と対戦結果をまとめていきます。
パクウォンシクは何者?プロフィールを紹介
ブレイキングダウン8に出場する韓国人選手パクウォンシクさんについての情報をまとめました。
本名:박원식(パク・ウォンシク)
リングネーム:パーキー(Parky)
通称:コリアンギャングスター、韓国ライト級の狼、壊し屋
年齢:36歳(2023年5月現在)
生年月日:1986年12月16日
出身地:慶尚南道蔚山市
所属:CMA KOREA
身長:180センチ
体重:70キロ
階級:ライト級
パクウォンシクさんは36歳の韓国人選手で、2009年から2020年までプロの総合格闘家として数多くの試合に出場しています。
「パーキー」という愛称でリングに上がっていたのですが、パーキーというのは漫画「グラップラー刃牙」の「バキ」と自身の苗字「パク」をもじった名前です。
韓国の壊し屋と呼ばれていた
パクウォンシクさんは現役時代、DREAM、DEEP、戦極など、日本のMMAの試合に何度も出場しています。
相手をドクターストップに追い込むほどの強烈な戦いぶりが特徴で、荒々しいファイトスタイルから「コリアンギャングスター」「壊し屋」と呼ばれていました。
ブレイキングダウン8でも飯田将成選手に対して「この中ならまだ強そうに見える」と挑発するなど、強さへの自信が伺えます。
パクウォンシクの戦績は25戦15勝8敗1分1無効
パクウォンシクさんの現役時代の戦績は25戦15勝8敗1分1無効です。
戦績は以下のとおり。
日付 | 対戦相手 | 勝敗 | 大会名 |
2020/01/19 | 草柳茂明 (草・MAX) | 勝 | HEAT46 |
2019/04/26 | エリック・ ゴンザレス | 負 | Combat 36 |
2018/12/17 | Jose Luis Medrano | 勝 | Combat Americas |
2016/03/12 | 佐々木信治 | 負 | ROAD FC 29 |
2013/11/24 | 吉田善行 | 負 | DEEP CAGE IMPACT 2013 |
2012/06/15 | 梅田恒介 | 負 | DEEP 58 IMPACT |
2010/12/30 | 真騎士 | 負 | 戦極 Soul of Fight |
2010/11/07 | ジェシー・ソーサ | 勝 | GRACHAN V |
2010/08/21 | 網本規久 | 勝 | GLADIATOR 9 |
2010/07/03 | 上山龍紀 | ー | DEEP 48 IMPACT |
2009/10/25 | 弘中邦佳 | 負 | DREAM.12 |
2009/08/23 | 五十里祐一 | 勝 | DEEP 43 IMPACT |
2009/07/26 | 坪井淳浩 | 勝 | DEEP NAGOYA IMPACT |
2009/04/16 | 松下直輝 | 勝 | DEEP 41 IMPACT |
2008/02/11 | 野沢洋之 | 分 | MARS 11 “2nd ANNIVERSARY” |
2007/12/09 | ハイラン西村 | 勝 | MARS 10 “ALL-OUT WAR” |
2007/10/13 | ウィリアム・ アニマル | 勝 | MARS 09 “BLOW AWAY” |
2007/06/24 | イ・ヨンギ | 勝 | Super Sambo Festival |
2006/10/28 | ルイス・ フェルナンド | 負 | MARS 05 “MARCHING ON” |
2004/12/29 | キム・ジェウォン | 勝 | Empire Fighter Club |
パクウォンシクはHEATの4代目チャンピオン
パクウォンシクさん2020年1月に開催されたHEAT46のチャンピオンです。
草柳茂明(草・MAX)との5ラウンドまで戦ったのち、判定勝利を収めました。
自信の初めてのタイトルとなり「17年間の総合格闘技選手生活に対する報酬を受けたよう」と言われています。
日本で戦い、アメリカに渡り、最後にはHEATで優勝し、有終の美を飾っています。
HEAT以降目立った大会への出場の形跡はなく、現役を引退していると思われます。
パクウォンシクは2013年に一度引退している
パクウォンシクさんは2012年6月15日の「DEEP 58 IMPACT」梅田康介選手と対戦するも、判定の結果により敗戦し、活動を休止することを発表。
また1年後に総合格闘技に復帰して、2013年11月24日の「DEEP CAGE IMPACT 2013」で吉田善幸選手と対戦しています。
ですが、吉田善幸選手のチョークスリーパーに捕まってしまい第2ラウンドで敗北。
吉田善幸選手に敗北してから数週間後、自身のフェイスブックで「総合格闘技というスポーツが人生に多くの幸福と悲しみをもたらし、正式に引退することで幸せをもたらす人生。他のことに移る時期が来たと明かした」と一度引退を発表。
ですが、3年の時を経て2016年にもう一度総合格闘家として復帰した経緯があります。
パクウォンシクの強さは?
パクウォンシクさんの強さはテコンドーとブラジリアン柔術を使った格闘術にあります。
過去には韓国国内のグラップリング&柔術の大会で何度も優勝した経験を持っています。
ブレイキンダウンはアマチュアの総合格闘技大会なので、元プロのMMAファイターであるパクウォンシクが出場すれば、間違いなく抜きん出た強さであることは間違いありません。
飯田将成も元プロボクサーなので、元プロ同士の戦いであることが注目のポイントですね。
朝倉未来さんも「(パクウォンシクは)飯田より実績は全然上」というほどなので、かなりの強さであることが伺えます。
パクウォンシクと飯田将成と対戦結果
パクウォンシクさんと飯田将成さんは2023年5月21日(日)のブレイキングダウン8【ミドル級スペシャルワンマッチ】で対戦しました。
試合結果は3-2の判定でわずかな差で飯田将成さんが勝利し、パクウォンシクさんは敗北となりました。
試合の内容は序盤はお互いに探り合う形となって、開始してから30秒近くは膠着状態が続きます。
1分1Rでは決着がつかず、延長戦に突入しましたが、KOで試合が決着することはなく、判定を待つことに。
5人のジャッジ全員がドローの判定で、日韓戦特別ルールの再延長戦で3R目に突入。
マストシステムの再延長戦でついに決着となり3-2の判定で飯田将成さんが勝利しています。