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『キリエのうた』あらすじネタバレ!ラブシーンはある?小説と映画の違いは?

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岩井俊二さんが監督を務め、アイナ・ジ・エンドさん、松村北斗さんが出演する映画『キリエのうた』

「キリエのうたのあらすじのネタバレが知りたい」
「松村北斗さんのラブシーンがあるの?」
「原作小説の内容や映画との違いは」

など、気になる部分が多いですよね。

当記事ではキリエのうたのあらすじや内容のネタバレから、主題歌などの映画情報などをまとめていきます。

『キリエのうた』のあらすじと結末をネタバレ

『キリエのうた』は、キリエ(アイナ・ジ・エンド)、イッコ(広瀬すず)、夏彦(松村北斗)を中心とした物語で、心に抱えた傷を抱えながらも、日々を生きていく姿を切り取った人間ドラマです。

以下、ネタバレありで『キリエのうた』のあらすじを紹介します。

キリエは住所不定の路上シンガーで、弾き語りの投げ銭でお金を稼ぐ生活を送っている。

キリエはあることがきっかけで歌うときは声を出せるが、話すときに声を出すことができない。

ある日、いつもと変わらずキリエが弾き語りをしているとイッコこと一条逸子が、キリエの歌に魅了されマネージャーを務めたいと申し出てる。

初めで出会ったよう思える2人だが、実はキリエとイッコはかつて出会ったことがあった。

キリエはかつてイッコが高校生のときに、家庭教師をしてくれていた潮見夏彦の妹だった。

イッコの本名は真緒里。真緒里は「田舎を出たい」「スナックを経営する母のような女を武器に仕事をしたくない」という思いから、東京に出るために大学受験をし、夏彦の指導もあって無事に合格することとなった

だが親の事情で学費が払えなくなり、東京での出会いがきっかけで、かつての母親と同じように女を武器にしてお金を稼ぐ生き方をするようになっていた。

イッコはキリエのマネージャーとして世話をしたり、音楽関係者への紹介をしてサポートをしていたが、ある日突然行方をくらます。

イッコは結婚詐欺など男性を騙してお金を巻き上げており、警察からマークされている存在だった。

キリエのイッコの詐欺に関わっているのではないかと疑われ、身元保証人として夏彦のことを呼び出した。

キリエの本名は小塚路花。希(きりえ)という名前は、路花の実姉の名前で、かつて夏彦と恋人関係にあった女性だった。

高校生のとき夏彦と希は付き合っていて、希は高校生でありながら妊娠してしまった。

夏彦は希と子供を育てる覚悟を持っていたが、3.11の東北大震災の津波の影響で希は死んでしまう。

当時9歳だった妹の路花はなんとか助かるも、震災のトラウマで喋れなくなってしまう。また夏彦の元に来るが児童相談所や警察の力で、路花とも離れ離れになってしまう。

夏彦は最愛の女性と、お腹に宿していた子供を同時に失い、心に傷を抱えながら生きていた。

キリエの歌はYouTubeなどを通じて音楽関係者の目に止まったり、ファンが増えて人気を得るようになっていた。

以前までは1人で弾き語りをしていたキリエだが、⾵琴(ギター)、茶花(サザンカ)などの仲間も加わりバンドとなって、公園で路上フェスを開催することに。

路上ライブ当日、キリエとバンドメンバーは演奏を行うも、公園だったため近所迷惑として警察に止められてライブは中止に追い込まれる。

だがその歌声はネット上で話題となり、警察の介入で中止となったことも相まって、伝説のライブとして幕を閉じた。

『キリエのうた』にラブシーンはある?

『キリエのうた』はSixTONESの松村北斗さんが出演し、映画の内容から「松村北斗さんのラブシーンがあるのでは」と噂されていました。

実際に『キリエのうた』にラブシーンがあるのか情報をまとめました。

結論:松村北斗のラブシーンはない可能性が高い

『キリエのうた』で松村北斗さんが演じる夏彦は、恋人の希(きりえ)と関係を持って、希は妊娠してしまいます。

ですが『キリエのうた』の原作小説では、夏彦と希の露骨な性描写はありません。

キスシーンは描かれているので「キスも無理」という方は注意したほうがいいですが、それ以上の描写はないのでご安心ください。

また映画の年齢制限も無いようですので、子供に見せられないようなシーンは存在しないようですね。

アイナ・ジ・エンドが男性に襲われるシーン

ラブシーンというほどではないですが『キリエのうた』ではアイナ・ジ・エンドさんが演じるキリエが、男性に襲われる描写があります。

未遂で終わるのでこちらもラブシーンのようなものではありません。

ただこういった表現や演出が苦手な方は映画を観るときに少し注意したほうがいいですね。

『キリエのうた』の原作小説と映画の違いは?

『キリエのうた』の原作小説と映画の違いの情報をまとめました。

映画の公開は2023年10月23日公開なので、映画が公開され次第更新していきますが、現時点でわかっていることをお伝えしていきます。

原作小説と映画に大きな違いはない

『キリエのうた』の原作小説は映画監督の岩井俊二さん自らが書き上げたものです。

なので、原作の小説と映画のストーリーに大きな違いはありません。

ただし映画には2時間ほどでまとめないといけないので、ストーリーに支障のない部分のカットはあると思います。

また映像での演出では、原作の小説で描かれていた登場人物の細かい心情などを描ききれない可能性もありますね。

柚子子は映画に登場しない?

イッコ(真緒里)のことを夜の世界に連れていき、お金を稼ぐ方法を教えていた女性の登場人物が柚子子(ユズコ)です。

『キリエのうた』の現時点でわかっているキャストと役名を見ると柚子子に該当するキャストがいないように思えます。

もしかしたら柚子子の存在は映画ではカットされているのかもしれません。

『キリエのうた』のキャストと役名は

『キリエのうた』の登場人物の役名と演じるキャストを一覧でまとめました。

キリエ(路花)役アイナ・ジ・エンド
潮⾒夏彦 役松村北斗
寺⽯⾵美 役黒木華
イッコ(⼀条逸⼦)(真緒⾥)役広瀬すず
⾵琴(フウキン)役村上虹郎
波⽥⽬新平 役松浦祐也
松坂珈琲 役笠原秀幸
⽇⾼⼭茶花(サザンカ)役粗品(霜降り明星)
イワン 役⽮⼭花
御⼿洗礼 役七尾旅⼈
マーク・カレン 役ロバート キャンベル
⼩塚呼⼦ 役⼤塚愛
沖津亜美 役安藤裕⼦
潮⾒加寿彦 役江⼝洋介
潮⾒真砂美 役吉瀬美智⼦
潮⾒崇 役樋⼝真嗣
広澤楠美 役浅⽥美代⼦
イッコの元恋⼈ 役豊原功補
イッコの元恋⼈の彼女 役松本まりか
根岸凡 役北村有起哉

岩井俊二監督の作品ということだけあって、俳優陣は超豪華な顔ぶれとなっています。

岩井俊二監督の演出でこの俳優たちを見れるなんて、それだけでも映画の価値が非常に高いです。

『キリエのうた』主題歌や作中の曲は?

『キリエのうた』は普通の人間ドラマを描いた映画ではなく、多くの楽曲が登場する音楽映画です。

主人公のKyrie(キリエ)の楽曲や、カバー曲も登場します。

また音楽『キリエのうた』で音楽を担当するのは音楽プロデューサーの小林武史さんです。

キリエのうた公開直前プレミアムライブの開催もありました。

主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」Kyrie

『キリエのうた』の主題歌はアイナ・ジ・エンドさん演じるKyrie(キリエ)が歌う「キリエ・憐れみの讃歌」です。

作詞作曲を務めているのは小林武史さんです。

作中の曲は?

キリエは映画の中でも弾き語りライブで多くのオリジナル曲が披露されます。

原作小説でもキリエの曲はタイトルや歌詞が存在しています。

『キリエうた』の作中に登場する曲名は以下のとおりです。

  • 幻影
  • 名前のない街
  • 前髪あげたくない
  • 燃え尽きる月
  • 哀れみの讃歌
  • 虹色クジラ
  • ずるいよな

1つの映画の中にこれだけの曲のタイトルが出てくるのはすごいですよね。

映画の中でどの曲を実際にアイナ・ジ・エンドさんが歌ってくれるのかも楽しみなところです。

「【キリエのうた】あらすじネタバレ!ラブシーンはある?小説と映画の違いは?」まとめ

岩井俊二監督の最新映画『キリエのうた』のあらすじのネタバレや、ラブシーンについて記事にまとめてみました。

当記事でまとめた内容は以下のとおりです。

  • キリエのうたは「キリエ」「イッコ」「夏彦」の心に傷を抱えた3人を中心とした物語
  • キャストにはアイナ・ジ・エンドさん、松村北斗さんなど豪華俳優陣
  • キリエのうたではラブシーンは描かれない可能性が高い
  • 原作小説と映画には大きな違いはない
  • 音楽は小林武史さんが担当し、多くの楽曲が登場する音楽映画になる

キリエのうたは10月公開ですが、原作小説を読むだけでもとても感動する物語でした。

映画でいったいどんな表現がされるのか今から楽しみです。